ウレタンフォームの
何もない空間

シンデンが加工を得意とする「ウレタンフォーム」とは、樹脂を発泡させて作った、空気をたくさん含んだ素材です。例えば70倍の大きさに発泡させたウレタンフォームは、電子顕微鏡で見ると70分の69は何もない空間。気泡にばらつきもあり、加工には経験値やノウハウが求められます。

熱プレスレンタルという発想

今から20年近く前、同時期に2つの企業から「熱プレスを使ってみたいんだけど」という問い合わせが。「これは新規顧客開拓のきっかけになる！」とひらめき、当時どこでもやっていなかった「熱プレスレンタル事業」を始めました。実際にレンタルされたお客様から量産の依頼をいただくケースも増え、それまでつながりのなかった様々な業界のお客様と出会えました。

「シロイワヤギ」とは？

シンデンは大手化学系・繊維系の素材メーカー様から材料を購入すると同時に、加工の依頼を受けています。つまり「仕入れ先＝顧客」なのですが、そういうビジネスをしている同業は他にありません。そんなシンデンを社長は、絶妙なバランス感覚で敵を作らず崖の上で生活している「シロイワヤギ」によく例えて説明しています（「八木」だけに！）。

こんな会社から相談が！？

シンデンのお客様は、実に多種多様。とある有名アパレルブランドのデザイナーが自ら来社され、「この生地にこういう加工をしたい」と相談いただいたり、建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を受賞した建築士からユニークな形のイスの製作依頼があったり。新しい挑戦をするたび、シンデンの技術力や発想力が上がっています。

工場内は企業秘密だらけ！？

シンデンには、お客様と秘密保持契約を結んでいる案件がゴロゴロ！中には10年後の発表に向けて準備を進めている製品の一部や、最先端の高機能素材を使った加工など、ここでは紹介できないものが数多く動いています。シンデンで働けば、数年先の日本の未来が見えるかも！？

無理な納期設定は極力しない

シンデンでは、無理な納期設定を推奨していません。現実的に可能なスケジュールを設定し、お約束通りに納品する。当たり前のようですが、大切なことです。なので社員にとっては残業時間も少ないし、有休も取りやすい！「シンデンだからできる加工」を武器に、適切な価格での提供も心がけ、昨年は社員一人当たりの粗利（売り上げの総利益）が過去最高額を更新しました。

毎年恒例、自社製お年賀

シンデンでは、お客様へのお年賀として、干支をモチーフにした様々なアイテム（コースター、ミニクッション、小物入れなど）を毎年製作しています。技術力をアピールするツールとしても機能し、お客様からも好評ですが、社内では「前回よりも良いものを！」と年々ハードルが上がっています（笑）

とにかく騒げ！！！

社長が社員によく言うのが「騒げ」。何か問題が発生した時に一人で抱え込まず、周囲に聞こえるように騒ぎまくれ！ということです。騒げばあっという間に社内で情報が共有され、他部署からの助言で問題が解決したり、それがみんなの知見として蓄積されたり、大きなメリットがあるんです。

バランスの良い
理想的な年齢構成

シンデンは中小企業にしては珍しく、社員の年齢構成に偏りがありません。これは入社から定年まで生涯にわたって働きやすく、離職率が低いことの現れ！「若い社員が定期的に入社することで活性化」「先輩社員も教えることで一緒に成長」「技術が次の世代に無理なく伝承」など、良いことづくめの環境だと自負しています。

ライフステージを学び、
働き方を考える

バランスの良い年齢構成のメリットは、もう一つ。まわりの先輩を見て、数年後や数十年後の自分をイメージできることです。働く様子はもちろん、結婚・子育て・マイホームの購入・介護などプライベートでのライフステージの変化についても、身近な先輩たちからいろいろ学ぶことができるはず！

親子が3組も！

シンデンは40名弱の社員の中に、なんと親子が3組もいるんです。いずれも、親が子に「シンデンで働かない？」と勧めた経緯。「親が子どもの就職先に文句をつける」なんてよく耳にしますが、それの真逆です。経営理念にある「家族・子供・仲間が誇れる会社」であることの現れだと思っています。

これぞネイチャーポジティブ

シンデンの本社工場は幹線道路から近く、アクセスの良い立地にも関わらず、周囲は豊かな自然が！最近社員たちが発見した動物は、キツネ・野ウサギ・たぬき・アライグマ・ネコ・猪などなど。ネイチャーポジティブの概念に共感し、環境にプラスとなる働きを進めていきます！

会社の敷地内に、
ラジコンコース！？

実は本社工場の敷地はかなり広く、工場の裏手には、公園のような大きな広場があるんです。そんなスペースを活用し、ある社員が作ったのはラジコンコース！ジャンプ台もあり、日々進化しているようです。まだまだスペースがありますので、敷地の活用方法のアイデア、お待ちしています！

地域の小学生が会社見学

地域に愛される会社を目指し、小学生の見学会を開催しています。大きな機械に驚いたり、様々な形の加工例にワクワクしたり、みんな大興奮！新入社員が案内役を務めるのが恒例です。また、市内の高専のインターシップや、海外の専門学校講師の見学会など、「観光企業」として門戸を広く開いています。